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Baseball5
2024/09/30
Baseball5 簡単ルール説明 ~ここだけわかれば、今日から楽しめる~
Baseball5の魅力とは?
Baseball5とは、WBSC(世界野球・ソフトボール連盟)が野球・ソフトボールを普及するために考案したスポーツです。
野球・ソフトボールにはない魅力としては、大きく3つあります。
○スピーディーな試合展開
○いつでもどこでも楽しめる
○インクルーシブは仕組み
スピーディーな試合展開
攻撃チームの各バッターは自分でトスしたボールを自分で打つので、打席は1球で終わります。
そのため、各イニング最短3球で終わることもあるため、試合展開は非常にスピーディーです。
1試合30分~40分程度で終わるので、気軽に始められることが大きな魅力です。
いつでもどこでも楽しめる
野球やソフトボールに限らず、スポーツをするには場所の確保が非常に大変です。特に野球やサッカーなどは広いフィールドが必要なため、街中で行うことはもちろん、室内で行うことは基本的には難しいです。
Baseball5は広いフィールドは必要ないため、街の広場や体育館などでもプレーすることができます。
インクルーシブな仕組み
Baeball5は男女混合競技のため、原則は女子選手が2名以上コートにいる必要があります。また、ルールを工夫すれば障害者の方々とも一緒にプレーすることもできるスポーツです。
基本ルール
試合に出場できる人数
Baseball5は1チーム5人で試合を行います。
野球やソフトボールと同じく、守備チームが3アウトを取ったら、攻守交代となります。
コートの大きさ
18m四方のフィールド(グレーと黄色)と
3m四方のバッターズボックス(黄色)
の2つの正方形で構成されています。
18m四方のフィールドの内側には
ベースが置かれ、塁間は13mとなっております。
また、1塁ベースは守備チームとバッターの衝突を避けるためにダブルベースになっています。
試合時間
1試合は5イニングを1ゲームとして、先に2ゲーム取ったチームの勝ちとなります。
そのため、1試合最大3ゲームを行うことになります。
1ゲーム10分分くらいなので、
1試合当たり30分~40分程度です。
攻撃のルール
主な攻撃のルール
○ボールは手で打ちます
ボールを打つときの手はパーでもグーでもOK。
○盗塁やリード、スライディングは禁止
ランナーの盗塁やリードは禁止です。
接触を避けるためにスライディングも禁止です。
○ノーヒットゾーン内の打球はアウト
ノーヒットゾーン内で打球がバウンドしたらバッターアウト。
○空振り1回でアウト
バッターは空振り1回で即アウトとなります。
ホームランはあるの?
ホームランはありません。
左図のようにノーバウンドで18mラインを超えた場合にはバッターアウトとなります。
バントはありません
基本的にバントありません。
ファールライン手前でバウンドしたり、守備の選手がボールに触れず、18mライン手間でボールが止まってしまう場合にはバッターアウトになります。
守備のルール
守備のポジション
5つのポジションがあります。
野球・ソフトボールでいうところのピッチャーの位置には「ミッドフィルダー」というポジションがあります。
守備の主なルール
守備の基本的なルールは野球・ソフトボールと一緒です。
大きな違いとしては、
・守備は素手でボールを捕る
・原則として、2人以上の女性が守備のポジションに就かないといけない
などが挙げられます。
まめ知識
ここからは、偏見ですが公園や学校でBaseball5をプレーする際にはそこまで気にする必要のないルールになります。
ただ、公式大会などでは守らないといけないルールですので、紹介します。
駆け抜けゾーンが決まっている
1塁ベースの後ろには駆け抜けゾーンがあります。
Baseball5では、バッターがボールを打った後、1塁ベースまで走り、その勢いで駆け抜けられる範囲が決められています。
たとえヒットを打っても、駆け抜けゾーンの外まで駆け抜けてしまい、ボールを持った守備選手にタッチされたらアウトになります。
駆け抜けゾーン=セーフティーゾーンというイメージです。
バッターボックスの外で打ったらアウト
ボールを打つときに、足がバッターボックスのラインを触れるもしくは超えた場合にはアウトになります。
フェンスがあるとGood
フィールドをつくる際には、18mライン上にフェンスや壁があるとより本格的なフィールドになります。
フェンスに当たった打球をいかに早く処理するかも守備の大事なポイントになります。
(ボールがノーバウンドでフェンスに当たった場合にはバッターアウトになります)